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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2023年6月15日掲載

想定外の息子の粉ミルクアレルギー

双子ママ
あさちゃん はるちゃん 2022年4月生まれ

私は36週3日で男女の双子を緊急帝王切開にて出産しました。私は出産後9日で、1人で退院しました。
今回の出産で想定外だったことは、双子の退院が大幅にずれたこと、双子の兄に粉ミルクのアレルギーが見つかったことです。

まず、息子が生まれて数日後に、粉ミルクを吐き出し、アレルギーが疑われたことから、私と子どもたちの同時の退院が難しいことがわかりました。娘だけ先に退院させてしまうと、通院や育児が大変なため、娘も少し長めにようすを見て、私の退院から7~10日後に、二人一緒に退院する予定でした。

しかし、息子にはアレルギー用ミルクも合わず、入院が長引きそうなことがわかったため、私の退院から5日後に、娘は先に退院しました。結果的に、息子が退院できたのは、それから約1か月後となりました。

息子の退院までの間、私は毎日、家で母乳を絞り冷凍し、病院まで運びました。コロナ禍だったこともあり、病院へ行っても、息子に会えるのは、週に3日、1回1時間半まででした。夫が1か月の育休をとっていてくれたものの、家で新生児のお世話をしながら、毎日病院に通うのは、想像していたよりも大変でした。また、息子に優先して母乳を与えなければならないため、家で娘が泣いていても、娘にはミルクを与えなければならないことが、当時の私にはつらかったです。それを吹き飛ばしてくれたのは、息子の成長と、GCUの看護師さんたちでした。病院に行くと忙しいなかでも優しく育児指導してくださったり、息子の成長を記したカードを作ってくれたりしていました。

そして、息子の入院がなければ、娘と息子、それぞれと一対一で向き合うことはできなかったですし、娘のお世話に慣れてから息子を受け入れたことで、双子の育児に多少の余裕を持てました。約1年ほどたったいまでは、退院がずれて良かったなと思っています。

 
プレママへのひとことメッセージ想定外でも焦らず、病院の先生や助産師さんを頼りに

私は、出産前にいろいろな体験談等を読んだつもりでいましたが、粉ミルクのアレルギーのことを知りませんでした。双子のため、もともとミルクと母乳の混合栄養は想定していたものの、母乳をどちらかに優先して飲ませるといったことは考えてもいませんでした。周りにもそういった人はおらず、頼りになるのは、病院の先生、助産師さんだけでした。
出産や子育てに想定外はつきものです。焦らず、絶対に頼りになる人はいるので、その場その場で判断していけばよいと思います。


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