妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
※個人の体験や感想を掲載しています。
2023年7月14日掲載
ずっと逆子でした



2022年8月に第1子となる息子を出産しました。仕事は外回りの営業職で、産休を取ることが決まってからは引き継ぎなどで妊娠前よりも慌ただしく過ごしていました。
こんなにバタバタ動き回ってしまって、ちゃんとおなかの中で生きているのか…そればかりがいつも心配でした。
出産を控えた30週目ごろに逆子という診断を受けました。「すぐに戻るだろう」、「まだ回れるくらいのゆとりはある」と聞いても、正直、とてつもない不安に駆られました。
逆子体操や身体を温めるような指導を受けても自分でできることに限界を感じ、専門の鍼灸院に通いました。お灸は初めてでしたが、藁をも縋る思いで仕事の合間を縫い、通い続けました。しかしお灸でも逆子は戻らず…お灸の先生には「働きすぎ」「がんばりすぎ」「仕事を辞めた方がいい」と自分のこれまでのライフスタイルを全否定されてしまう始末でした。
通っていた産婦人科には「外回転術」という外科的な治療を行い逆子を直す治療があり勧められましたが、それは決められた週数の短い期間のみ対応が可能で成功率はそこまで高くなく、もしもの場合は即緊急帝王切開となるため同意書の提出も必要でした。意を決して同意書を書き、開き直ってマタ旅に温泉旅行に行ったところ、なんと同意書提出日に逆子は直っていました。思いつめて悩んでいた日々でしたが、少しのリラックスと環境の変化が自分と子どもをほぐしてくれたように思います。
こうして出産を迎えたのですが、最終的に8月のお盆の時期に出産日が重なり個人院の人員が手薄ななか、息子の頭が大きすぎて外部の大学病院で帝王切開になるか、吸引分娩になるかの瀬戸際になったのです。あと5分で生まれなければこのまま緊急搬送…というところまできて、なんとか生まれてきてくれました。
逆子からの直り、粘ってギリギリの経膣分娩と、がんばってくれた息子に感謝しています。22時間のお産でした。

いまはSNSなどでたくさんの情報を調べることができますが、良いことも悪いこともたくさん載っています。マタニティブルーはSNSからくると言っても過言ではないと思います。知人や親族に言われる些細な言葉が不安を煽ることもあります。産前産後の揺らぎやすい心を大切にするために毎日外の空気を吸うことや、そのときおいしいと思えるものを食べるなど自分自身を大切に過ごしてくださいね。
突然の逆子



前駆陣痛が4日くらい続いたあと、本当の陣痛が夜中の2時ごろからあった。
翌日15時から突然胎動が感じられなくなり、病院に電話して診察したところ、逆子だからとりあえず今日は入院してと言われた。
次の日にやはり帝王切開しましょうとなり、午後に生まれました。
検診では逆子と言われず、いつ逆子になったかわかりません。

いきなり帝王切開になることも想定したほうがいいかもしれない。わたしは突然だったが、たくさんのスタッフに支えられ無事に出産しました。産後入院中も支えられました。何が起こるかわからないけど、スタッフを信じればきっと無事に生まれる。