妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
※個人の体験や感想を掲載しています。
2024年7月12日掲載
コロナ禍真っただ中と、現在の妊娠・出産を経験して



私は2021年9月、2024年4月に不妊治療で移植を受けてそれぞれ男の子を出産しました。
今回こちらのコーナーを見て自分の出産を振り返りたいと思い、投稿しました。
上の子の妊娠と出産のときはコロナ禍真っただ中、ようやくワクチンが開発されて妊婦でも受けることができるようになったころです。当時は感染すると帝王切開になると言われていたため妊娠中は外出も最低限、入院時も家族の面会は一切できない状態でした。デイルームで行う家族とのテレビ電話が気晴らしの入院生活でした。
当時は、緊急帝王切開になったこと、初めての育児だったこともあり産後うつになっているという診断がついたりしました。
そんなこともあり、当時の私はもう出産はしたくないと思うくらい落ち込んでいました。
2年後、育児もなんとなく軌道に乗ってきたころ、夫と相談し残り1つだった受精卵の移植をしようと決めました。
陽性判定が出たとき、うれしさと同時にまた産後うつになったらどうしようと不安になったのを覚えています。
前回の妊娠・出産と違い、コロナが落ち着いてきていたタイミングでもあったため、診察の家族の付き添い、入院中の面会制限が緩和されており、落ち着いて妊娠期間を過ごせました。
1人目が帝王切開のため2人目は予定帝王切開。手術当日も直前まで家族と過ごせて落ち着いて臨めました。いまは退院して家族と生活していますが、穏やかに育児をすることができています。
2回の出産を経て、孤独感を感じないことはかなり重要ではないかと思っています。
この体験記を見ているプレママさんたちが無事、出産・育児を始められるように祈っています。

地域の子育て支援サービスなどを事前に調べておいて、必要ならすぐ利用できるように申請しておくと安心だと思います。
子宮摘出になってしまった出産



第1子のときも1,900mLの出血があり、先生からは「出血多かったと思うよ」って言われていましたが、大きな病院でしたし、それくらいはたいしたことないようで安易に考えていました。
2人目も1人目のとき同様、破水から始まり、今回は順調に陣痛がきて、あれよあれよと分娩室に入りました。第1子のお迎えに行っていた夫はギリギリ出産に間に合いました。分娩は吸引になったものの経腟分娩で行いました。その後寒気が一気にきて、出血が止まらなくなり、夫が1人目のとき同様、外に出され、ほかの先生が動員され、また前と同じだろうなとあんまり心配していませんでした。
しかし処置は分娩室だけでは終わらず、移動して動脈塞栓術を受けましたが、止血はできず、ついに子宮を摘出することになりました。そのときメリットとデメリットを聞いた私に、先生が「いまはそんな話してる場合じゃない」と言ったことを思い出しては、やばかったんだなって思います。総出血量は9,000mLを超えていました。その後順調に回復して退院するはずが、イレウスになりひと月近くも入院、お祝膳も食べれずでした。先生が「トラウマになるから経緯は聞きたくない?」と聞いてきたときも背筋が凍りました。いまはイレウスのお薬は飲んでいますが、だいぶ元気になりました。

日本での出産はほとんどが安全ですか、やはり出産はそんなに簡単なものではないと思い知らされた出来事でした。
個人病院や助産院で産みたいのに総合病院になった人もいると思います。確かにそこはホテルのようなサービスはないかもしれません。でもママと赤ちゃんを守るためにベストな選択をしてほしいです。病院と先生を信じてがんばってください。