妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
※個人の体験や感想を掲載しています。
2024年12月13日掲載
つわりが終わったと思ったら・・・



妊娠がわかり、うれしい気持ちと少しの不安な気持ちが一緒にやってきたのもつかの間、気がついたら始まっていたつわり。吐くタイプではなかったですが、とにかくだるさがあり、白いごはんや、妊娠前は好きだったきのこ類などが食べられず、毎食5口くらいでギブアップの日々でした。
仕事をしながらのつわり生活はなかなかつらく、楽しみだった同僚とのランチも行けなくなり、「早く終わって!!」としか思っていなかったです。
そして4か月を過ぎたころ、ついにつわりから解放の兆し。いけるかも!と意を決して近所のカレーチェーン店に入って、ドキドキしながらスプーンにちょこんとのせたチーズきのこカレーを口にできたあの日は忘れられません。
「やっと好きなものが食べられる!」と思っていたのですが、次に来たのはなんと胃けいれん。おなかが膨らみ、胃が圧迫されうまく動けなくなったことで発生したようです。食後に胃をぎゅーっと握りつぶされているような痛みがあり、呼吸が荒くなるほどで、寝返りや上体を起こす動作は激痛だったのでほぼ横になっていました。
あまりにひどいので内科に行くも、「詳しいことは胃カメラをしないとわからないけど、妊娠中の胃カメラは麻酔なしになる」と言われ、もちろん断念・・・薬も妊娠中に処方してもらえるものは限られるため、毎食ビクビクしながら食べて、胃けいれんが発生した際はとにかく耐えるしかない日々が続きました。
臨月になってやっと症状はおさまり、出産後は毎日元気にモリモリ食べています。
妊娠中に胃けいれんになる、なんてどの本にも書いていなかったので、想定外でした。妊娠というのは何があるかわからないんだな・・・と実感しました。

正直、私の場合のはじめての妊娠は「そんなこと聞いてないよ!!!!!!」と思うことが毎月新しく出現してくる感じでした。
日々起きる出来事にできるだけカリカリせず、「そんなこともあるんだな~」とおおらかな心で対応することが大事かもしれません。
出産を終えたいまは、全国の妊婦さんを応援したい気持ちでいっぱいです。頑張ってください!!
へその緒が一本少ない!? 単一臍帯動脈ってなに?



28週目の妊婦健診、いつも通りエコーで見てもらっているときのこと。「やっぱりちょっと小さいね」と先生。頭の大きさが、週数に比べて小さめなので、念のため大きな病院で見てもらってほしいとのことでした。それまではとくに何も言われていなかったのでビックリ。
その後、総合病院で詳しく見ていただきました。そこで判明した「単一臍帯動脈」。
はて? はじめて聞く病名です。簡単に言うと、本来2本あるはずのへその緒の血管が何らかの理由で1本しかない状態でした。病院からの帰り、すぐにスマホで検索。そこで目にしたのは「染色体異常」や「奇形」などの文字。一気に血の気が引いたのを覚えています。
結果的に37w1dで2,034gの元気な女の子を帝王切開で出産しました。小さめではありましたが、3週間ほどで退院することができました。生後半年がたつころには、身長も体重も平均くらい大きくなってくれていました。もうすぐ2歳ですが、すくすくと育っています。
やはり、妊娠・出産は何があるかわからない、キセキの連続だと感じました。

妊娠中は、エコーでわかる情報で(とくに大きさなど)一喜一憂しやすいと思います。心配になりますし、次の健診まで気が気じゃないですよね。私もそうでした。でも、マタニティライフはいましかありません。楽しんでくださいね。