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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2025年4月15日掲載

無痛分娩?!

むーみん
まるこ 2024年11月

38週目に入って親の還暦祝いが終わった翌日の夜、ジンクスとして焼肉を食べに行きました。

その夜に、「もういつでも生まれてきていいからね」とおなかに話しかけて寝ました。

夜中2時半ごろ、漏れる感覚があり、まさかと思い起きてみると破水。

ナプキンの意味がないほど漏れていました。

病院に電話し、タオルケットを腰に巻きながら病院へ。

破水ということもあり、即入院になりました。

病院まで送ってくれた親とも呆気なくお別れしました。


まだ陣痛はきていなかったので、翌朝医師が来てから陣痛促進剤を打たれましたが、子宮口の開きも悪く、16時ごろに促進剤を一旦中止されました。

しかもたまたま近くの看護学校の学生が研修に来ており、断れる雰囲気でもなかったので、陣痛がくるたびに「お願いします」と言ってマッサージしてもらいました。正直落ち着かなかったです・・・(笑)


無痛分娩を希望していたのですが、夜間は無痛分娩の対応ができないそうなので、どうか翌日の朝まで陣痛きませんように、でも早く生まれてきてほしい、という複雑な気持ちのまま朝を迎えました。

翌朝になって陣痛促進剤を再開。12時ごろに陣痛の痛みが限界になり看護師に伝えると、1時間後くらいに医師が登場。

子宮口8cmになっているそうで、「よくがんばりましたね」と言われて13時すぎにいよいよ分娩室へ。無痛の注射を打ってもらうと、嘘のように陣痛の痛みが消えましたが、効きすぎたようで、陣痛の波がわからなくなり、うまくいきめず・・・。16時半になっても子宮口9.5cmのままで、無痛の注射を外されてしまいました。


すると恥骨部分に猛烈な痛みがきて、20回近くいきんで17時半についに生まれました。

正直、最後は「産まなきゃ終わらない!」という、もう必死の思いでした(笑)。

生まれてきた赤ちゃんは羊水を飲んでいたようで、なかなか産声を上げず・・・。助産師さんが羊水を出してくれてようやく泣いてくれました。

その産声を聞くと涙が止まらなくなりました。

立ち会い出産してくれた夫いわく、その後胎盤を出されたようですが、そのことに気づかないくらい、私は赤ちゃんのことを見て泣いていました。

会陰切開こそほぼなかったようですが、39時間の分娩は大変でした。

しかも産道が狭かったのか、生まれてくるときに片側の鎖骨を骨折していたみたいです。

いろいろと大変な出産でしたが、いまはスクスク成長してくれているのでよかったです。

プレママへのひとことメッセージ赤ちゃんを信じて

出産は生まれるまで本当に何があるかわからないので不安になると思いますが、赤ちゃんを信じてがんばってください!


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