妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
※個人の体験や感想を掲載しています。
2025年5月15日掲載
不妊治療を経ての出産



結婚してからなかなか妊娠することができず、病院で夫の男性不妊が判明しました。
早めに体外受精をすることを勧められましたが、採卵などの手術への怖さや費用面から踏み込めず、人工受精を続けることに。
何回も挑戦し、病院も変えましたがダメで、結局体外受精(顕微授精)をしたところ一回で授かることができました。
妊娠中は悪阻もひどくなく楽な方だったかと思いますが、妊娠30週目で逆子になっていることが判明しました。
逆子体操を教えてもらい、毎朝毎晩行いましたがなかなか治らず。
整体も通いましたが34週まで治らず、帝王切開でも仕方ないかなと思っていたのですが、たまたま見つけたはり灸院でお灸をしてもらったところ一回で治りました。
出産は無痛分娩を選択し、子宮口がある程度開いたら麻酔をしてもらうことになっていました。
予定日を過ぎても陣痛が来ず不安でしたが、次の日のお昼過ぎごろに定期的に続く痛みがあったので病院へ。
介助なく歩けるレベルだったので一度帰されそうになりましたが、家から病院まで30分以上かかるということで受け入れてもらえることになりました。
それからも強い陣痛は来なかったのですが、助産師さんに刺激してもらい、やや強い陣痛を感じたところで19時過ぎごろから分娩台へ。
そこから子宮口がなかなか開かなかったのですが、22時ごろから本格的な陣痛が始まりました。
麻酔をしてもらったら、この世の終わりのような痛みが一瞬でなくなり、ホッとしたのもつかの間、下半身の感覚がわからなくなり力が入らず、いきむのが難しくなってしまいました。
赤ちゃんの心音が小さくなってると言われパニックになり、体格のいい助産師さんに上から乗ってもらっていきみましたがうまくできず、結局吸引分娩で出してもらうことに。
立ち会い出産が生まれる直前しかできなかったので、夫に「そろそろ生まれそうだから来て」と自分でLINEをしたことをよく覚えています(笑)。
出産の痛みはそれほどでもなかったですが、麻酔が切れたあとの痛み(会陰切開の痛み)や、おっぱいの張りなどで、個人的には産後のほうがつらかったなと思います。
ただ、生まれた息子はとても愛しく、生まれた直後に抱っこさせてもらいましたが、くしゃみをしたりあくびをしたりしていて、こんなに小さいけど生きているんだなとすごく感動しました。
深夜の出産にも関わらず、ずっと励ましてくれた助産師さんや、ていねいに対応してくださった先生には感謝しかないです。

いまは不安でいっぱいだと思います。
私も出産が近づくにつれ、ネット検索したりインスタの出産レポを読みまくったりしていましたが、結局それはほかの人の体験で、自分の体験とは違います。
出産はずっとは続かず、必ず終わりが来ます。
実際に検索魔だった私が言うのもなんですが、あまりほかの人の体験談を読んで一喜一憂しないほうがよいと思います。
女性は出産を乗り越えられる力があるので、絶対に大丈夫です!