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下痢編

もともとゆるい赤ちゃんのうんち。下痢のように見えても正常なこともあり迷うところです。下痢の症状の見分け方や下痢からわかる病気、対処法を知ってかしこくケアしましょう。

下痢とは?

赤ちゃんはそもそもうんちがゆるめ。低月齢ほど回数も多く、下痢との区別がつきにくいこともあります。元気で食欲があれば、少しくらいゆるくても問題ありません。気をつけるのは普段より回数が増え水っぽくなったとき。1日に何回も水のようなうんちが出て、おむつからはみ出すようなら下痢と考えましょう。

下痢の主な原因は?

ウイルスや細菌などに感染しておこる胃腸炎です。これらに感染すると腸の働きが悪くなり消化吸収の機能が落ちるため、水分や栄養分が消化吸収されずに下痢になります。

抗生物質を飲むと下痢になることも

かぜのときにしばしば処方されている抗生物質が、腸内の善玉細菌であるビフィズス菌まで殺してしまうため、下痢になってしまうことがあります。下痢の程度がひどければ、服薬を中止しなくてはならないので、かかりつけの先生に相談してください。かぜが治った後に下痢が続いても、食欲があり、きげんも良いならあまり心配はいらないでしょう。
日ごろからうんちの様子をよく観察して、いつもとどこが違うかをチェックし、食欲やきげんにも注意しましょう。

ホームケアでできること

ポイント1 おむつ替え

  • 下痢のうんちは刺激が強いので、うんちをしたらすぐにおむつ交換を
  • 汚れはふくよりシャワーや座浴で洗い、清潔に
  • おしりを洗った後は、やわらかいタオルなどで水分を吸い取り、まだ湿気が残っているならドライヤーのゆるめの温風でしっかり乾かす

ポイント2 母乳、ミルク、離乳食

  • 湯ざまし、麦茶、ほうじ茶、ベビー用イオン飲料などで脱水症状にならないように
  • 消化の悪い物、脂っぽい物、肉類、柑橘類の飲み物は禁物
  • 母乳やミルクはいつもどおりに。飲みたがらないときは少しづつ回数を増やしてみる
  • 離乳食初期はお休み。中期以降なら1段階前に戻して

ポイント3 二次感染に注意

  • 下痢のうんちには、細菌やウイルスが含まれていることが多いので、おむつ替えの後は必ず石鹸で手を洗うこと

※ うんちの色編「食中毒に注意」も参考にしてくださいね。

受診時のアドバイス

便のついたおむつを医師に見せると役に立ちます。下痢がいつ始まったか、回数、食欲、きげんなど、症状を伝えましょう。

下痢のときに考えられる病気

熱がある場合 鼻水、せきがある → かぜ症候群 ウイルスが原因です。鼻水、せき、発熱が主な症状。ウイルスが胃や腸に感染するとおう吐、下痢などの症状も出ます。
高熱が出て、非常にきげんが悪い → インフルエンザ 感染力の強いインフルエンザウイルスが原因です。突然の高熱で始まります。熱のあがりはじめに熱性けいれんをおこしたり、合併症をおこす心配もあるので注意が必要です。
激しい下痢、高熱、おう吐がある便に血や粘液が混じる → 食中毒 細菌がついた食品でおこる胃腸炎。細菌の種類によって、症状や程度が違います。おう吐を繰り返し、激しい下痢があるときはすぐに病院へ。
熱がない場合 特定の食べ物を食べると下痢をする → 食物アレルギー 赤ちゃんに食物アレルギーが多いのは、腸管や消化機能が未発達で免疫機能も不十分なためです。卵、牛乳、大豆は三大アレルゲンといわれています。
下痢以外はきげんもよく食欲もある → 単一症候性下痢 心配のない生理的な現象です。下痢をしていても元気がいいなら治療は必要ありません。おむつかぶれにならないケアを。

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