2.予防接種のスケジュールを立てましょう
受ける時期や場所、通知方法などを事前に確認
予防接種は、基本的にかかりつけの医療機関で受けます(個別接種)。赤ちゃんの場合は、かかりつけの小児科医と相談してスケジュールを組みましょう。(参考:日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール、国立感染症研究所 予防接種スケジュール )
自治体によっては、一部の予防接種を、指定した日時に大勢の赤ちゃんを集めて受けさせる場合があります(集団接種)。
日程や会場については、自治体から各家庭に通知する地域や、広報紙などで告知する地域があります(ホームページに予防接種の案内を掲載している自治体もあります)。接種の機会をのがさないよう、地域の告知方法を確認しましょう。また、指定日に受けられなかったときは、かかりつけの医師に相談しましょう。
予定どおりに受けられなかったとき
体調不良などで受けそこなったとき、定められた年齢から遅れても予防接種を受けることは可能です。効果にも違いはありません。ただし、定期接種の指定期間を過ぎた場合は自費になります。
何種類も受けそこなっている場合は、優先すべき予防接種の種類やほかの予防接種との間隔について、医師とよく相談して接種してください。
定期接種と任意接種
子どもの健康を守るために必要な予防接種は、国が決めて保護者に接種をすすめています。これらは「定期接種」と呼ばれ、定期接種として決められた接種期間内であれば公費負担です。任意接種は自費ですが、子どもの健康を守るために大切なワクチンばかりなので、かかりつけの小児科医とよく相談しましょう。