4.予防接種を受けたあと
一般的な注意事項
- 予防接種を受けたあと30分間は、医療機関でお子さんの様子を観察するか、医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。急な副反応はこの間に起こることがあるからです。
- 接種後生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
- 入浴は差し支えありませんが、注射した部位をこすることはやめておきましょう。
- 接種当日はいつも通りの生活をしましょう。激しい運動は避けましょう。
- 接種後、接種した部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、すみやかに受診しましょう。
これって副反応?
1. 通常みられる反応
ワクチンの種類によっても異なりますが、発熱、注射部位の発赤・腫脹(はれ)・硬結(しこり)、発疹などが認められる(数%から数十%)ことがあります。
通常、数日以内に自然に改善するので心配は不要です。
2. 重い副反応
予防接種を受けたあと、注射部位のひどいはれ、高熱、ひきつけなどの症状があったら、医師の診察を受けてください。
お子さんの症状が予防接種後副反応報告基準に該当する場合は、医師から市区町村へ報告されます。
極めてまれなことですが、予防接種後に疾病や障害などが生じた場合、厚生労働大臣が予防接種に原因があると認定すると、健康被害救済の給付対象になります。
予防接種で健康被害が生じた場合の補償制度