よくわかる用語辞典 【妊娠編】
- 歯周病 (ししゅうびょう)
- 歯周病は、口の中の細菌が増殖してプラーク(歯垢)と呼ばれる菌の固まりを作り、これが歯の周囲の組織に炎症を起こす病気です。歯肉(歯ぐき)の腫れ、出血などが起こります。近年、重症の歯周病は心筋梗塞や動脈硬化症のほか、早産などを引き起こしやすくなるという指摘がなされています。妊娠中はつわりによる食生活の乱れやホルモンバランスの変化により、歯周病やむし歯などが進行しやすい時期です。口の中をいつも清潔に保つほか、妊娠の安定期に一度歯科健診を受けておくとよいでしょう。