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妊娠中の気がかり(生活)

Q. 第2子妊娠後、3歳半の長男におっぱいを触られるのが苦痛になりました。 (2015.12)

  • (妊娠週数・月齢)3歳

もうすぐ3歳半になる男の子の母です。完全母乳で育て、1歳2か月で卒乳しました。おっぱいをやめてから、眠いときや不安なとき、嫌なことがあるときなどにおっぱいを触るようになりました。いままでは放っておいたのですが、第2子を妊娠後、触られるのが嫌で嫌で仕方ありません。また、妊娠後期に入って乳首が敏感になったため、触られると痛くて気持ち悪く、思わず子どもの手を何度もたたいて怒ってしまいます。それでも笑ってこたえていないようなときは体もたたき、怒鳴ってしまいます。夫は帰りが遅く、寝かしつけは私ひとりですが、毎晩このようにたたいて泣かせしまうことに申し訳ない気持ちを感じます。が、同時に3歳半にもなっておっぱいを触ってくる息子に先の不安を感じます。赤ちゃんも生まれるのに、どうしたら納得しておっぱいから離れてくれるでしょうか?

回答者: 市川香織先生

 3歳半になる卒乳したお子さんがおっぱいを触ってくることが嫌なのですね。

 卒乳後、おっぱいを触られることが生理的に受けつけられなくなるということはよく耳にします。とくに、次のお子さんを妊娠すると「いや」という気持ちは強まるようです。触られると瞬間的に拒否反応を示してしまい、お子さんを怒ってしまったり手を払ってしまったりすることはよくあることです。

 ただ、まだ小さいお子さんにとって、おっぱいは「安心基地」。何か子どもなりにストレスがかかると、おっぱいに戻って安心するという面があります。ご相談のお子さんの場合は、下の子が生まれることを感じ、「ママが自分だけに注目してくれない」という気持ちをもち始めているのかもしれません。もちろん、あなたはそれもわかったうえで、触られることに拒否反応を示してしまうのですよね。

 ひとつの方法として、おっぱい以外の安心基地を用意してあげるのはいかがでしょうか。たとえば、「おっぱいを触られるとママすごく痛いの。だから触らないでね。その代わり、手をつなごうね」と言って手をつないだり、「ぎゅーしようね」と言って抱きしめたり。「○○ちゃんのこと、ママは大好きだからね」と伝えてあげると、徐々に行動も変わってくるでしょう。

 お子さんの性格にもよるので、おっぱいを触ることをやめるまでにかかる時間は個人差があります。でも、大好きなお母さんが自分に愛情を傾けてスキンシップしてくれることは、おっぱいの代わりになってくれることでしょう。いつか必ずおっぱいから離れてくれますので、将来のことまで心配しなくて大丈夫ですよ。

 また、お子さんの場合、最初は手をたたかれても笑っているということから、おっぱいを触るとお母様がとても反応してくれたり、かまってくれたりすることがうれしいのかもしれません。お母様のほうから反応の仕方を変えて、言い聞かせながら他のスキンシップのほうが楽しいというようにもっていけるといいですね。

 また、あなたおひとりで寝かしつけをされているとのこと。ご主人もお忙しいということですので、普段の育児も妊娠中の身でこなしていくのは大変なご苦労があると思います。でも、すべての育児をひとりで抱えすぎないでくださいね。ときには、ご自身のリフレッシュも大切です。一時保育を活用したり、休日に可能ならば夫に上のお子さんを短時間でもいいので見てもらい、自分のための時間をつくってみましょう。地域で開催されている育児サークルなどに顔を出してみるのもいいかもしれませんね。誰かと話題を共有するだけで肩の荷が下りることもありますよ。

 ご夫婦で、これから生まれる子の子育てのことも含めて話をすることも大切なことです。ささいなことでもお互いに話し合える時間をもつことは、これからも必要になりますので、この機会にゆっくり話をしてみることをおすすめします。