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スキンケア・入浴

Q. 生後4か月。足首が乾燥であかぎれのようになり、なかなか治りません。 (2018.2)

  • (妊娠週数・月齢)4か月

4か月児の足首が乾燥であかぎれのようになっています。皮膚が厚く、硬くなり、切れて血がにじんでいることもあります。本人もかゆいのか、足と足をこすりつけて掻くような動作をします。朝起きると、布団の上に剥がれた皮膚がボロボロと落ちていることもあります。保湿で治そうと、病院でもらったヒルドイドに白色ワセリンを重ねて1日に2~3回は塗っていますが、1か月たっても改善しません。対処法を教えてください。

回答者: 横田俊一郎先生

 赤ちゃんはもともと皮膚が乾燥しがちですが、寒い季節になると一段と乾燥が目立ってきます。乾燥した皮膚は、本来持っている外からの刺激に対する防御機構が低下し、皮膚の炎症を起こしやすくなります。赤ちゃんの足はむっちりしているので、足首では上下の皮膚が運動するたびにこすれて炎症を起こすことがよくあります。間擦疹(かんさつしん)と呼ばれるものです。また、ズボンなどで足首がすれて炎症を起こすこともあります。よく足を動かす時期でもあるので、シーツなどで足首がこすられているということもあるかもしれません。さらに、その炎症のためにかゆみが出て、足と足をこすり合わせることで炎症がいっそう悪化することもよくみられます。

 このように乾燥した皮膚が何らかの刺激で炎症を起こし、慢性化したものが今の状態だと思われます。ヒルドイドと白色ワセリンは保湿剤で、皮膚の乾燥を改善しますが、起こってしまった炎症を改善する薬ではありません。炎症を治すためにはやはりステロイド外用薬が必要になります。炎症の程度を診てもらい、使用する薬を決めるためにも、まず皮膚科か小児科で相談することをお勧めします。かゆみが強くてひどくこするようなときには、かゆみ止めの内服薬を使うこともあります。

 また、刺激の原因についても考えてみて、改善できるものは改善してください。お風呂で洗うときにも、強くこするようなことは避け、石けんの泡でそっと洗うようにするのがよいでしょう。

 薬の塗り方についても受診したときにしっかりと説明を受け、指示通りに塗ってください。改善しないのは、塗り方が悪いか、薬の強さが合っていないかのどちらかということが多いです。また、よくなってもすぐに塗るのを中止せず、1日2回だったものを1回へ、あるいは2日に1回へというようにゆっくり減らしていくことが大切です。きれいになってきたら、そこからがヒルドイドや白色ワセリンの出番です。ぶり返さないようにじょうずに保湿剤を使っていきます。暖かい季節になると改善することが多いので、焦らず気長に治療を続けることが大切です。

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