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ママの気持ち

Q. 0歳と3歳の母親。夫が私の育児を否定するので、自信喪失しています。 (2018.2)

  • (妊娠週数・月齢)10か月
  • (妊娠週数・月齢)3歳

0歳と3歳の子どもの母です。0歳の子がおっぱいをあげてもおむつをかえても散歩や歌であやしても泣き止まないと、夫から「子どもの気持ちが分かっていないからだ」と責められます。3歳の子が風邪を引いたら私の管理が悪いからだと言われます。子どもの気持ちを考え、体調の変化を気にかけるようにして日々過ごしていますが、どうやったら前向きに子育てができるようになりますか。確かに私もいたらないところがあると思いますが、母親失格と言われているようで気持ちが押しつぶされそうになります。夫は仕事が忙しいためか、特に相談にのってくれるわけでもありません。

回答者: 帆足暁子先生

 拝見させて頂きながら「気持ちが押しつぶされそう」というあなたの気持ちが伝わってきて、つらくなります。頑張ってひとりで子育てをしていらっしゃるのに、責められてばかりいたら、前向きに子育てができるはずがありません。ましてや、相談にのってももらえなければどうすることもできません。

 では、どうしたら前向きに子育てができるようになるかを、一緒に考えましょう。

 まず、わかっていただきたいこと。あなたは良い母親です。母親失格などということは決してありません。

 なぜなら、0歳の子どもが泣いたときに、必要な関わりをきちんとされているからです。赤ちゃんの泣く理由の第1位は空腹です。ですから、あなたがまずおっぱいを考えるのは正しい判断です。そしておむつを考え、気持ちの切り換えができるように散歩をしたり歌であやしたりされています。一番良い方法です。そこまでしても泣き止まないときには、赤ちゃんとただ一緒にいるしかないのです。でも、泣いているときに、見捨てられずに抱っこをされたり、話しかけてくれる人がいるという体験が、赤ちゃんの記憶に「守られている安心感」をつくります。これが実は最も大切なことなのです。そして、3歳のお子さんの気持ちを考えたり、体調の変化を気にかけたりして日々を過ごされています。母親として大切なポイントをきちんと理解されています。それでも子どもにも「自分」がありますから、どんなにきちんと子育てをしようとしても、親の育て方を100%受け入れるわけでもないのです。それが、子どもが親を乗り越えて育っていくために、必要な人間関係なのです。

 また、大人と同じように、子どもにもさまざまなタイプがあります。いつも穏やかで素直に甘えてくる「癒し系」の子どもや、何をしても満足できずに怒ってばかりいる「臨戦態勢系」の子ども、マイペースでひとりで満足してしまう「不思議ちゃん系」の子どもなど、さまざまです。子どもは、もって生まれた気質をもとに、自分らしさをそれぞれ発揮して生活します。親は子どもたちが自分らしさを発揮しつつ、望むらくは社会適応していくよう、道すじをアドバイスするしかありません。でも、わかっていることは、大人に愛され受け入れられた子どもは、同じように大人や友だちを愛し、受け入れていくようになるということです。人間は、してもらったことを学習し、受けたものを今度は自分から与えていくという立場の交代を伝え続けて生きていくのでしょう。

 さて、あなたは、子育てをする前、あるいは結婚される前は、どのような人だったのでしょうか。あなたは自分のどんなところが好きですか。

 あなたがあなたらしくいられたら、きっと自信をもって前向きに子育てをしていかれると思います。もし、あなたらしくいられないとしたら、その理由を考えてみてください。そして、できる範囲でひとつひとつ整理していきましょう。あなたならちゃんとできます。

 子育ては、母親だからといって専門家ではありません。子育てに不安なことがあれば、ぜひ地域の子ども家庭支援センターや保健センター等に行って、専門家に相談してください。そのために存在している機関なのですから。

 あなたらしく楽しい子育てがしていかれることを願っています。

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