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食事と栄養・離乳食

Q. 遊び食べについて相談されたときの、アドバイスの仕方を教えてください。 (2018.3)

管理栄養士です。乳幼児の栄養相談をしていると、遊び食べについてよく訊ねられるのですが、答え方について教えてください。遊び始めたからと一度食事を片づけた後や、「ごちそうさま」と言った後で、また食べたいと言ってきたら食べさせてもよいのかという質問を時々受けます。栄養面が心配だから食べさせているというお母様が多いのですが、しつけの面も気になります。このような相談を受けた際、どんなアドバイスをすればいいでしょうか。

回答者: 太田百合子先生

 1、2歳ごろは、食べものを手でつかんだり食具を使用して自分で食べる練習が始まりますが、うまく食べられなくて食卓から離れることがあります。スプーンなどを使いたがるようになっても、上手に口に運ぶことがむずかしいので、かき回したり、こぼしたりすることが多くなります。大人はすぐに片づけるより、子どもの自分で食べたい意欲を高めながら手伝うことが必要です。

 また、食欲にむらがあり好き嫌いを自己主張するようになるので、食事量はますます安定しません。ルールを教えても定着しないことが多いので、食べることを嫌がるとか食事を食べずにお菓子ばかり欲しがるようなことがなければ、根気よく見守ることも大切です。
 食後すぐに欲しがるときは、おなかが満たされていないので「おまけだよ」と大目に見たり、「今度はおなかいっぱいになるまで食べようね」などと、時間内に食べられるように言葉かけをしていきます。

 集中して食べるにはよい環境づくりは大切です。食事の前はおなかが空いている、おもちゃは片づける、テレビはつけない、楽しく声がけなどをする、一緒に食べる、などです。

 おやつは食事量の調整や栄養素を補うための役割があるので、数時間後にエネルギーや栄養となるものを食べさせるとよいでしょう。おなかが満たされれば、よく動いて機嫌よく遊べます。

 3歳以降には遊び食べが減り、正しい食習慣が身についてくると、食事時間内にだいたい食べられるようになるので心配はいりません。