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食事と栄養・離乳食

Q. 生後7か月。離乳食に加えていく魚の種類や選び方について教えてください。 (2008.9)

まもなく生後7か月です。離乳食の進み方も順調で、そろそろお魚をあげてみようかなと考えています。育児書などでは離乳食の進め方の中に、「白身魚を与える」「赤身魚も加える」などとありますが、白身魚、赤身の魚、青皮魚の違いがわかりません。定義や選び方、それぞれを与えるときの注意点などがあれば、教えてください。

回答者: 太田百合子先生

 魚類は、ミオグロビンなどの筋肉色素の含量により白身魚と赤身魚にわけられます。

 一般的に、白身魚は脂質が少なく淡泊な味です。加熱すると身がほぐれやすく、離乳食のタンパク質性食品として最初に使う場合にも扱いやすい食品です。たとえば、タラ・カレイ・ヒラメ・タイ・スズキ・ハタハタ・トビウオ・サケ・マスなどがあります。サケとマスは赤身魚のように見えますが、カロテノイド系の色素で赤いためで、水産学上は白身魚に分類されます。

 白身魚の調理は、ゆでてからよくすりつぶし、鍋に入れて少量のだし汁と一緒に煮たててから水溶き片栗粉でとろみをつけると、生後6か月頃からの咀嚼や嚥下に適しています。

 赤身魚は、脂肪が多く味は濃厚です。ミオグロビンなどを多く含むため、加熱すると少し「ポソポソ」して硬くなります。たとえば、カツオ・ブリ・マグロ・アジ・イワシ・サバ・メバル等です。

 離乳食に使う場合は生後7〜8か月頃からマグロの赤身、ツナやサケの缶詰が使えます。サケは白身魚に分類されますが、他の白身魚に比べて加熱すると硬くなるので、身の柔らかいタラやカレイなど他の白身魚に慣れてから離乳食に取り入れるようにすると赤ちゃんの受け入れもよいうえ、余分な手間をかける必要がなくて楽です。

 調理方法は、煮たり、ムニエルにするなど。小骨に注意しながらほぐして野菜などの水分の多い食品と組み合わせると食べやすくなります。

 また、青皮(背)魚は分類上は赤身魚で、背が青いのは海上の鳥に見つけられないように海面に近い色をしているといわれます。たとえばサバ・サンマ・イワシ等です。

 離乳食にする時期は生後9〜11か月頃から。青皮(背)魚にアレルギーを持った赤ちゃんもいるので、はじめは極少量を与えて様子を見たり、脂肪の少ない背の部分を使います。1歳近くになれば、サンマのかば焼きやイワシのハンバーグなども食べられます。

 また、とくに脂質の多い魚は新鮮なものを選び、脂が多すぎるようなら量を控え、便の状態を確認しながら与えましょう。

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