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食事と栄養・離乳食

Q. 生後9か月。手づかみ食べをすると、のどに詰まらせてしまいます。 (2011.6)

  • (妊娠週数・月齢)9か月

9か月の男の子です。離乳食は7か月に入ってから始め、いままで順調に進んできました。最近、手づかみ食べの練習をと思い、棒状のゆでた野菜などを与えたところ、一度にたくさんの量を口に入れてしまい、のどに詰らせることがしばしばあります。市販の赤ちゃん用のお煎餅でも同じです。どうすれば、少量ずつ上手に手づかみ食べの練習をさせることができますか。

回答者: 太田百合子先生

 手づかみで食べたい欲求は、自分で食べたい意欲のあらわれですから順調に育っていると思います。1歳頃からスティック状のものを前歯でかじり取りながら食べるようになるのであせることはありません。

 9か月頃は、本人の食べたい意欲が育ってきて食べ物に触りたがるのですが、お子さんのように口いっぱいにすることが多く、まだ量の加減が難しいでしょう。1品だけでも十分練習になるので手でつまめるものを用意してあげましょう。

 食べやすいように、たとえばひと口大の軟飯をラップに包んで薄めに作ります。パンは中側の部分を1〜2cm角、野菜は、生野菜というよりは煮物、蒸す、揚げるなどに調理して、乱切りや輪切りなどのひと口大に、果物では、メロンは柔らかいところだけをひと口大、リンゴや梨などは厚さ0.5cmの薄切りというような大きさです。

 食材の選び方は、歯茎でつぶせるものが適しているので、葉物類(レタス、ほうれん草など)よりは根菜類(にんじん、大根など)が食べやすいでしょう。

 食べ物は、口の中で唾液と混ぜ合わせながら十分咀しゃくしてからではないと上手に飲み込むことができません。奥歯が生え揃ってはじめて、のどに詰まらせることなく飲み込むことができます。奥歯が生え揃う3歳までは、いか、たこ、かたまり肉などのように食べづらいものがたくさんあります。

 それまでは、とろみがあるものや水分が多く含まれる食品が食べやすいので、組み合わせや調理を工夫してあげるといいでしょう。

 いまは歯ぐきで咀しゃくすることを覚えていく時期なので、歯ぐきでつぶしやすいひと口大でかまいません。だんだん慣れてきたらスティック状にしていくと前歯でかじりとることを覚えていくでしょう。

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