子どもの予防接種と感染症
赤ちゃんがお母さんからもらった病気に対する抵抗力（免疫）は、そのほとんどが1歳までに自然に失われます。そのため、この時期を過ぎたら、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。これに役立つのが予防接種です。
きちんと接種して、赤ちゃんを感染症から守りましょう。
※「保育保健関係者のための子どもの感染症と予防接種ガイド」（発行：母子衛生研究会）等の教材をもとに構成。
※ 2024年4月19日改訂up。
イラスト：もり谷ゆみ
１．予防接種の基礎知識
- なぜ予防接種を受けるの？
- 予防接種（ワクチン）とは？
- ワクチンの種類と特徴
- 副反応について
- 違う種類のワクチンを接種する際の接種間隔
２．予防接種のスケジュールを立てましょう
- 受ける時期や場所、通知方法などを事前に確認
- 予定どおりに受けられなかったとき
- 定期接種と任意接種
３．予防接種を受けるとき
- 受ける前は、ここに注意!
- 予防接種を受けられない人
- 主治医に相談する必要がある人
４．予防接種を受けたあと
- 一般的な注意事項
- これって副反応?
５．もっと知りたい予防接種 Q&A集
- 小児肺炎球菌ワクチン / Ｂ型肝炎ワクチン / ロタウイルスワクチン / 五種混合ワクチン / ＢＣＧワクチン / 麻しん風しん（ＭＲ）ワクチン / 水痘ワクチン / 日本脳炎ワクチン / ヒトパピローマウイルスワクチン / インフルエンザワクチン / 新型コロナウイルスワクチン / その他
６．予防接種で防げる感染症
- 肺炎球菌感染症 / B型肝炎 / ロタウイルス胃腸炎 / ジフテリア / 百日せき / 破傷風 / ポリオ / Hib感染症 / 結核 / 麻しん（はしか） / 風しん / 水痘（水ぼうそう） / 日本脳炎 / ヒトパピローマウイルス / 流行性耳下腺炎（おたふくかぜ） / インフルエンザ / 新型コロナウイルス感染症
７．集団保育と感染症
- 登園停止になる病気は？
- 登園停止となる感染症の例
８．子どもに多い感染症
- 咽頭結膜熱（プール熱） / 溶連菌感染症 / ヘルパンギーナ / ウイルス性胃腸炎 / 伝染性膿痂疹（とびひ） / 伝染性紅斑（りんご病） / 手足口病 / 突発性発疹 / 頭じらみ / ぎょう虫